開業までのストーリー

■なぜ、焼肉バズーカｆを始めたのですか？

一度はサラリーマンとして、18歳の時に地元九州の半導体メーカーで働いていたんですが、自分が憧れるイメージとはどこか違うなと感じていて、もっと自分にしかできないことをしたいと考えていました。資格も何もない状態で何をしようか考えてみた時に、自分が活躍できそうだなと思ったのが飲食店でした。飲食店の中でも焼肉屋を選んだ理由は、たまたま力を貸してくれた方が焼肉屋の息子さんだったからです。その方が住み込みで働ける場所を提供してくれて、是非やらせてくださいとお願いし、焼肉屋を始めることになりました。

■お店への想いを教えてください。

お店に対する想いは、店名の「焼肉バズーカｆ」に込められています。まず当店は、味・接客・価格すべてにおいて、インパクトや破壊力を与えることをテーマにしているので、「バズーカ」と名付けました。常にお客様から「こんなに美味しくて、良いサービスもあって、この価格でいいの？」と思っていただけることを目指しています！次に、店名の最後につく「f」ですが、これはファミリーの「f」を意味しています。一番最初に修業させてもらった家族経営のお店があったんですが、その時の出来事が僕の原点なんです。そこで働いていた時に、一緒に働いていた子が、なにも言わずに突然いなくなった事がありました。ある日その子が帰ってきたとき、オーナーの言葉に衝撃を受けました。オーナーはその子を見るなり、「からだ大丈夫か？」と声をかけたんです。僕はてっきり怒られるものだと思っていたので、とても驚きました。なぜそのような言葉が出てきたか後で聞いたら、「家族経営でやってるから、こんな温度感になるんだよ」と言われたんです。この時、自分もこんな風に家業としてお店をやっていきたいと思いました。その時の想いを忘れないという意味を込めて、ファミリーの「f」を付けました。

お店の魅力について

■お店の自慢したいところを教えてください。

当店で自慢したい所は、お客様の満足度がめちゃくちゃ高いところです。他の焼肉屋さんは、ものすごく安くて大衆的なお店もあれば、すごく高いお店もあります。その中で当店は、グルメな人も、そうではない人も、色んな人に満足してもらいたいという想いがあるので、美味さ・接客どの点においても総合的に満足してもらう事にこだわっています。

■お店で人気のメニューはありますか？

一番は、お店の目玉でメディアでも取り上げられた「バズーカハラミ」です！果肉をくり抜いたパイナップルの中に、タレとパイナップルに付け込まれたハラミ肉が入っていて、焼くとまるで熟成されたかのような味わいになります。2つ目におすすめなのは、並タン塩です。うちのタンは、青森県の田子町のニンニクを使って香ばしさを増しています。レモンはいらず、その風味だけで美味しく召し上がっていただけます。3つ目のおすすめは、冷麺です。実は新宿にある「ラーメン凪」という、煮干しラーメンで世界的にも有名なラーメン屋さんと共同開発をしています。焼肉の冷麺と、煮干しの和風だしをブレンドして作っているので、とても美味しくておすすめです！

■なぜ新宿にお店をオープンしようと思ったんですか？

西新宿7丁目でオープンした理由は、交通の便がよくて人が集まるところだったからです。その中でも、うちなら味や接客でお客様を満足させる自信があったので、絶対に新宿七丁目でやりたいと思ってこの場所にしました！

これからについて

■これからどんなお店にしていきたいですか？夢や目標があれば教えてください。

会社の目標は、常にお客様が満足するような美味しい焼肉屋であることです。良いものには自然と人が集まるので、目先の売上を追うような形ではなく、人を育てて、たくさんのお客様に愛されるように頑張っていきたいです。